匠ブログ

買付けツアーのその後1

 皆様、新年、明けましておめでとうございます。昨年は熊本地震をはじめ多くの自然災害に翻弄された一年でした。本年が皆様にとって穏やかで幸多い年であることを祈念いたします。

 さて、昨年の夏から連載しています「建材買付けツアー」の件ですが、いよいよ今年はそのプロジェクトが現場着工いたします。今月からはブログのタイトルを「買付けツアーのその後」と題して、新たなシリーズを展開しようと思います。今月はその第一回目となります。どうぞ竣工までお付き合いください。

 今回のプロジェクトは、横浜市の歯科医院様の新築工事になります。昨年中に弊社にて基本設計を終え、北米系の輸入建材の調達のためにお施主様である院長先生と渡米したことは、昨年のブログ9月号から連載したとおりです。
 現場は横浜市の西部に位置する泉区内の住宅地と農地の境界部で、こちらが現況です。平坦な更地で条件は良さそうですが、奥に向かって先細る異形であることが大きな特徴です。

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 こちらは航空写真です。赤い線で囲んだ部分が現地です。北側に接道し、南側に向かって、つまり土地の奥の方に向かって先細っていく様子が分かります。異形な土地ではありますが、西側には小学校の正門があり、登下校時には、この医院さんの前を小学生たちが沢山往来することがイメージできます。医療機関としての立地条件は、非常に良好と思われます。ここに周囲の環境に調和しつつも、上品で清潔感のある設計をすることで集客性を高めることが私に課せられたミッションです。

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 求積図がこちらです。56.78坪と記載されています。戸建ての商業施設としては十分な面積ですが、やはり地型が異形なことが懸念材料です。来月は設計についてお伝えしたいと思います。

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デザイナー 小野清一郎 2017年1月1日 リノベーションについて一覧

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