匠ブログ

買付けツアーのその後 12

 今年のブログは今号が最後となります。一年経つのは本当に早いものです。皆様の2017年はいかがでしたか。
 さて、内装の壁下地ができたので、いろいろな造作材を取り付けていきます。こちらは廻り縁という天井と壁の接合部分に貼っていく材料です。英語ではCrownといいます。部屋をぐるっと一周すると冠状になるからでしょう。
 なお、床と壁の接合部に取り付ける部材を巾木といいますが、こちらは英語ではBaseboardと呼びます。

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 扉等の建具を設置した周囲には額縁を廻します。英語ではCasingといいます。外側をケースで覆うという意味です。

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 ミニキッチン周囲の壁にはキッチンパネルを貼り付けます。換気扇等の設備の下地も準備していきます。

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 廻り縁、額縁、巾木などのモールディング材と建具の取付が完了すると、次は塗装工程に入ります。

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 今回はペンキ仕上げがメインですが、2階のデッキの手すりだけはオイルステインで仕上げました。

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 また、床の仕上げはフローリングをメインに採用しましたが、1階の患者様用トイレは、タイル仕上げとしました。真ん中の円形の飾りタイルをメダリオンといいます。非常に高級感が出ますね。

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 来月は2018年最初のブログとなります。外部の作業を紹介したいと思います。


デザイナー 小野清一郎 2017年12月1日 リノベーションについて一覧

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