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リノベーション実例報告シリーズ第1弾番外編
先月まで連載した築40年以上のマンションのリノベーション実例報告ですが、今月はオマケの記事として、その工事で使用したちょっと面白い家具を紹介いたします。
日本のソファベッドは、座面の長手方向をそのまま寝台に利用し、背面を後方へ倒すことで、幅を確保します。ですから背面を壁に密着させることができないことが多いですし、ベッドサイズもシングルサイズが主流です。
今回紹介するアメリカ製のソファベッドは、背面は稼動せず、そのまま宮(ヘッドボード)として利用するため、壁に密着させることができ、部屋を狭くしま せん。そして、座面が複雑なリンク構造により、手前にせり出してくるのです。ですから、ベッドサイズはクイーンサイズ(日本の規格のダブルサイズ)を実現 しています。大人3人が『川の字』になって就寝することができる見事なビッグサイズです。
ソファとしてのデザインも優雅で洗練されていて、ソファベッド特有の野暮ったさが微塵も感じられません。これがソファベッ ドであると知って、皆さん驚かれます。アメリカでは、こんな便利で美しい家具が、とても手頃な価格で購入できます。
弊社が家具の輸入から起業したのも、こ のような家具類に囲まれたアメリカ人の優雅な生活を、是非、日本の皆様にも紹介したかったからです。
デザイナー 小野清一郎 2014年3月1日 リノベーションについて一覧