2013年0月

エベネッザ・ハワードの田園都市構想

近代的な住宅地開発計画を最初に提唱したのが、英国人のエベネッザ・ハワード(1850−1928)です。 産業革命により19世紀の英国では、都市部の過密化と農村の過疎化が急速に進行し、多くの社会問題が露呈していました。 そこ…続きを読む


日本の田園都市構想におけるつまづき

1月号の続きです。エベネッザ・ハワードの提唱した田園都市構想を、日本に導入し近代日本の住宅地開発に大きく貢献したのが渋沢栄一(1840−1931)です。 彼はハワードの提言どおり、『田園都市株式会社』を設立し、田園調布な…続きを読む


アメリカの住宅街

イギリスの住宅地はリースホールド(借地権)が主流であるのに対し、日本は圧倒的にフリーホールド(所有権)が主流である ことは前回書きました。イギリスは借地制度により、家主が地主の意向に添わない建設や修繕を勝手に行うことを禁…続きを読む


資産価値を持続させるための秘訣

これまで資産価値を持続させる要素として、流行を追わない普遍的意匠の重要性を強調してきましたが、私なりには次の6つの原則を意識して設計しています。 1. トラディショナル・スタイル(クラシック・スタイル)の踏襲 2. フレ…続きを読む


ローカルスタンダードな建材の採用

 前回、資産価値を持続させる要素として、次の六つの原則を挙げましたが、今回は6.のローカルスタンダードな建材について書こうと思います。 1. トラディショナル・スタイル(クラシック・スタイル)の踏襲 2. フレキシブルな…続きを読む


外壁材について

先月に引き続き、周辺環境への配慮と調和について考えてみたいと思います。 外壁材は、それだけで建築物のスタイルを決定付けてしまう、非常に影響力のある部材です。それだけに周辺環境との調和には大きな影響を与えます。次の図Aは、…続きを読む


屋根材について

先月は外壁材がもたらすストリートスケープの統一感についてお話ししましたが、統一感という点では外壁より大きな影響力を持つ部材が有ります。それは屋根材です。 下図は、前月でも登場した、街の統一感を一切考慮していない家々の模式…続きを読む


琉球赤瓦

先月は屋根材のもつ影響力について触れましたが、異国情緒溢れる沖縄県でもそこに着目し、文化的で歴史的なアイデンティティの継承に県を挙げて力を注いでいます。 沖縄県を旅すると、近代的なデザインの新しい施設にも琉球赤瓦を導入す…続きを読む


輸入住宅

弊社は、「輸入住宅」を取り扱っています。この「輸入住宅」という言葉ですが、恐らく皆さんがイメージしている意味とは少し異なるだろうということをお話ししたいと思います。 一般的には、次の二つの条件を満たした家屋が「輸入住宅」…続きを読む


リノベーション実例報告シリーズ第1弾 その1

今月から数回にわたり、弊社が昭和のマンションを北米建材でリノベーションした実例の紹介をしたいと思います。 物件は、山梨県の山中湖畔のリゾートマンションで昭和46年に竣工されたもので、間取りは1LDKです。この40年以上前…続きを読む


リノベーション実例報告シリーズ第1弾 その2

昭和46年に竣工した中古マンションを、北米建材でリノベーションした実例報告の第2回目です。 下の二枚の画像は、前回お見せした玄関ホールの方を居間から眺めた様子です。掃出しサッシのある画面左側が南ですので、居間の東側から西…続きを読む


リノベーション実例報告シリーズ第1弾 その3

昭和46年に竣工した中古マンションを、北米建材でリノベーションした実例報告の第3回目です。 前回お見せした居間の北側はこのように変化し、Living Roomへと変貌しました。建具を入れ替えるだけで、随分雰囲気が変わりま…続きを読む