匠ブログ
建材買付けツアー3
翌日からは買付け三昧でした。まずは弊社の取引先のうち、照明器具の問屋を訪ねます。大量の在庫が宝の山のようです。この問屋とは昭和60年代からのお付き合いです。かれこれ30年以上の取引があり、お互いに非常に信頼できる関係です。
弊社が起業した当初は、小規模なリノベーションとそれに伴う照明器具や家具の輸入から開始いたしました。日本の家庭用電力システムはアメリカのそれを導入していますので、プラグ形状がほぼ同一なだけでなく、交流電圧が日本は100Vであるのに対しアメリカは110Vですので、変圧しないでそのまま使用することができます。周波数は東日本が50Hz、西日本が60Hzであるのに対しアメリカは60Hz。東日本で注意するのは、モーターやコンプレッサーといった機器の作動に影響があり、具体的にはシーリングファンや冷蔵庫等に注意が必要です。西日本は全く影響なく、そのまま何でも使用できます。
大量の商品にお施主様は面食らっていらっしゃったようですが、じっくり吟味し、今回のプロジェクトで使用する照明器具を全て調達することができました。明日は家具屋を回ります。
デザイナー 小野清一郎 2016年11月1日 建材について一覧