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横浜市神奈川区の細田歯科医院様 11
新年、明けましておめでとうございます。新しい年が始まりましたが、当ブログは昨年から引き続き横浜市神奈川区の細田歯科医院様事例を紹介して参ります。
昨年は、解体が完了しスケルトンとしたところまで紹介させていただきました。今月は間仕切りの様子をお伝えします。
まずは間仕切りの骨組みとして軸組していきます。
次に石膏ボードを軸組に貼っていきます。
今回の事例で、私が意匠にこだわった部分はこちらです。「スキップフロア」という手法を応用しました。スキップフロアは、数段の階段を室内に設け、連続する部屋の床の高さにあえて変化を持たせる設計手法です。
バリアフリーが標準化している昨今では、あまり見かけなくなった設計なのですが、今回の現場では、水を多量に使用する歯科診療室とバスルームについてはそれなりの床下配管を設置しなければならないので、どうしても躯体の床面からこれらの部屋の床を浮かせなければなりません。
そこでスキップフロアを応用することで、水を使用しない他の部屋との床高さの差異を解消することにしました。こうすることで水を使用しない部屋の天井高を高く確保できるわけです。