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買付けツアーのその後 14
今月は内装仕上げの様子をお伝えします。
幅木、廻り縁、額縁等の役物の塗装を済ませたら、壁紙を貼っていきます。
次の画像は、特徴的な2階の吹き抜け部分です。左側の壁の白い部分は、プロジェクター投影用のスクリーン仕様の壁紙です。患者さんへのコンサルテーションやスタッフさんらとのカンファレンスをする際に画像を投影できるように施工しました。
次の画像は、その吹き抜けから階下の玄関ホールを見下ろした様子です。
逆に玄関ホールから2階のカンファレンスルームを見上げた様子がこちらです。
1階の患者さん用トイレの床はタイルで仕上げました。メダリオンという装飾用の特殊タイルを導入しています。高級感がぐんと高まります。
待合室の天井はVault(ヴォールト)というドーム状の天井仕上げを導入しました。Vaultはゴシック様式の教会建築によく見られます。江戸から明治・大正の頃には日本の教会でも多く導入され、コウモリ天井と称されたりします。コウモリ傘のような仕上がりだからですね。
来月は、内装の仕上げ工事の後半をお伝えしようと思います。
デザイナー 小野清一郎 2018年2月1日 リノベーションについて一覧